台湾茶のことconcept台湾茶のこと

茶葉によってさまざまな顔を見せるお茶

台湾や中国には「茶藝」と呼ばれる、「どうお茶を美味しく、楽しく飲んでもらうか」
という日常生活の発想から生まれた文化があります。
そのため、現地ではお客様をもてなすとき、美味しいお茶は欠かせません。
また、食事や休憩で「茶藝館」という台湾の伝統的な喫茶店でお茶を
楽しむことも日常的です。

香りとバランス、茶葉ごとに変わる風味

台湾茶は種類が豊富で、とても香り高く、味とのバランスを大切にしています。
苦味やうまみなど味を楽しむ日本茶に対し、台湾茶はその香りの高さを楽しむ、とも言われています。
特に烏龍茶は「香りを聞くお茶」といわれるほどです。
茶通の間では、台湾では世界最高峰といっても過言ではない烏龍茶を生産すると評判です。

台湾茶産地マップ
台湾茶産地マップ①~⑨のボタンをクリックすると、それぞれの台湾茶の特徴がわかります。
台湾茶産地マップ

鉄観音

産地:台北市文山区木柵

海抜:300m

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東方美人茶

産地:新竹県北埔

海抜:200m〜500m

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紅玉紅茶

産地:南投県魚池郷(日月潭)

海抜:800m

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凍頂烏龍

産地:南投県鹿谷郷

海抜:700m〜900m

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阿里山金萱茶

産地:嘉義県阿里山梅山郷

海抜:800~1,000m

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阿里山高山茶

産地:嘉義県阿里山梅山郷

海抜:1,000~1,700m

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文山包種茶

産地:新北市坪林区

海抜:600~1,100m

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梨山高山茶 冬茶

産地:台中市和平区梨山里

海抜:2,200m

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高山烏龍茶 冬片

産地:南投県合歡山

海抜:2,000m

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高山烏龍茶 冷香

産地:南投県奇莱山

海抜:2,000m

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高山烏龍茶 熟香

産地:南投県奇莱山

海抜:2,000m

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森茉莉

産地:南投県奇莱山

海抜:2,000m

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蜜香紅茶

産地:花蓮県瑞穂郷

海抜:600~1,000m

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味が変わる、美味しいお茶の淹れ方

同じ茶葉を使っても、お茶は淹れ方ひとつで香り、
味わいが大きく変わります。
本格的なお茶の作法で、あなたもいつもと一味違うお茶の時間を楽しみませんか。

茶器を温める

茶器を温める茶器を温める

小さめのちゃふ茶壺(急須)と茶器を用意し、熱湯で温めます。お茶の香を引き出すため茶器を温めることは大事なステップです。

茶葉を入れる

茶葉を入れる茶葉を入れる

温まった茶壺に茶葉を3-4g入れます。

熱湯をそそぐ

熱湯をそそぐ熱湯をそそぐ

沸騰した熱いお湯を注ぎ1分程度蒸らします。

茶壺の茶水を出す

茶壺の茶水を出す茶壺の茶水を出す

茶海に茶壺の茶水を最後の1滴までしっかりと出し切ります。

聞香杯(もんこうはい)に茶水を注ぐ

聞香杯(もんこうはい)に茶水を注ぐ聞香杯(もんこうはい)に茶水を注ぐ

まずは聞香杯に茶水を注ぎ、お客様へお出しします

品名杯(飲杯)に移す

品名杯(飲杯)に移す品名杯(飲杯)に移す

聞香杯から品名杯(飲杯)に茶水を移して、聞香杯に残ったお茶の香りをかぎます。(2煎目以降は直接飲杯に注いで飲んでください)

完成

完成お茶を楽しむ

ぜひ、口の中に広がるお茶の香り、うま味、余韻を楽しんでください。2煎目以降も熱湯を茶壺に入れて、40秒~1分程度蒸らしてから茶海に茶水を出し切ってください。お茶は4-5煎楽しめます。煎ごとに変わるお茶を味わってください。